ランド・オブ・プレンティ

ランド・オブ・プレンティ
Land of Plenty

監督・脚本/ヴィム・ヴェンダース

アフリカ、イスラエルで育った少女ラナ。亡き母の手紙を伯父に渡すため、10年ぶりに故郷アメリカに帰ってきた。
L.Aの伝道所に住み始めた彼女は、ホームレスの支援活動にのめりこむ。
誇り高き自由の血、アメリカを一人で守ろうとしている伯父ポール。
ヴェトナム戦争の後遺症に苦しみ、家族も友達も居ない。
アラブ系のホームレスが殺される現場に居合わせ、二人は再会する。ラナはその遺体を、残された兄ジョーに届けるため、ポールはその遺体を残された兄ジョーに届けるためポールは事件の真相を突き止めるため二人はアメリカを横断する旅に出る。ロサンジェルスから最果ての地トロナを経て、夢と悲しみの町ニューヨークまで…。

911以降のアメリカ。悲しみが憎悪になり、憎悪の連鎖が波紋の様に広がり
報復と言う名のもとの戦争にYESと言うこと。戦争とは国と国の間に壁を作り、民族と民族との間に深い溝を刻む事。
でもやはり人間とは誰かを愛したり愛されたりする事を
強く望んでる動物だと思う。遺伝子がそうさせてるのだから。
だから、人が人を殺すなんて、それはどこかとち狂ってるとしか
私には思えない。
優しい映画なのに、何故かこういうシリアスシンキングをしてしまいます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする